ペガサスみたいに空を飛べるようになるぞ。
日々様々なグリッチを発見するスピードランナーたち
エルデンリングでは3月25日のSpeedrun.comリーダーボードが開くのに合わせて、日夜スピードランナーたちが、ルート構築、プレイスキルの向上などをしているわけです。
その中でもAny%RTA(何でもあり)のタイム向上に役立つのが有用な裏技、つまりグリッチの発見です。世界的なスピードランナーの一人である、Distortion2氏の動画(RTA記録紹介記事)では、ボスのAIを機能しないようにし、なぶるグリッチ。祝福へのファストトラベル機能を利用し、本来到達できない場所にたどり着くグリッチなどが披露されています。
しかしながら、こうしたグリッチの一部は3月17日に配信された最新パッチ(バージョン1.03)にて大幅に改善されました。当ブログでも紹介した(火の巨人落下死グリッチなども改善されているようです)加えて、一部強力な力を持っていた戦技の能力も下方修正されています。
特に本作最強とも言われていた、戦技「霜踏み」の下方修正の影響は大きいようです。現状報告されているRTA動画で多くのプレイヤーがこの霜踏みを使ったルート構築をしていたのですが、変更を余儀なくされました。
その中で、新たなグリッチも発見されています。それが、霊馬トレントに乗って空を飛ぶ方法です。
落下死する直前に乗馬をキャンセル、再度召喚すると空を飛ぶトレント
もちろん、突然羽が生えて空を飛べるようになるわけではありません。
このグリッチが動画サイトなどで最初に投稿されたのは3月17日のことです。海外YoutuberのDanny Santos氏
がPegasus glitchと称した動画を投稿しています。この動画ではラダーンの衣装を身にまとった褪せ人が火山館近くでトレントを召喚すると、トレントがそのまま上昇、ペガサスのように空中を動く姿が映されています。
この動画投稿時には、まだ法則などはわかっていなかったようで、動画投稿者のDannySantos氏はこのグリッチについて「おそらくランダムグリッチ」ではないかと指摘しています。
その後3月23日に海外YoutuberのClip IT氏が同グリッチの検証動画を投稿しています。
動画を見た段階でわかる方法は下記のとおりです。
・火山館入口左にある落下死する高さの崖ぎりぎりのところでトレントを召喚。
・いったん滑り、落ちるぎりぎりのところで崖の上に向かって走り粘る
・乗馬キャンセルボタンを押し、その際のジャンプ(プレイヤーの)で崖の上に戻る
・段差の上に上る
・(ここまででトレントに死亡判定が入っていると成功?)トレントを再度召喚すると空中浮遊できるようになる(成功しない場合もある模様)
※筆者も実際に試してみました。解説記事はこちら
RTA記録に影響はあるか
このグリッチの発見に際し、先述のスピードランナーDistortion2氏が自身のTwichチャンネルにて検証動画を投稿しています。検証動画では火山館付近での再現に加え、巨人たちの山麓でも同様のグリッチが再現できることがわかります。
ちなみにこのトレント空中浮遊グリッチによってRTAのタイムがどれほど変わるかについてはまだ、わからないとのこと。現状旧パッチ(1.02)では25分台のタイムも登場しているエルデンリングRTA、果たしてこのグリッチの発見によって、タイムがどの程度変化するのか、気になります。
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