The Callisto Protocol PC版国内での入手方法 

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公式サイトより

2023年12月2日に発売が開始されたサバイバルホラーTPS「The Callisto Protocol」(以下Callisto Protocol)はPS3で発売された人気作「Dead Space」シリーズの思想的続編です。

そもそものDead Spaceはシリーズ3作品が発表された、ビッグタイトルなのですが日本国内が発売されていません。敵キャラとの戦闘時、ゲームオーバー時の演出(主人公が真っ二つになって臓物が見える、リアルな頭部損壊描写がある)などに、非常に強火のグロゴア表現があったことが理由とされています(一時期は発売禁止になったというデマも流れたほど)。

思想的続編であるCallisto ProtocolはDead spaceからさかのぼること数百年前、木星の衛星カリストにある「ブラックアイアンプリズン」が舞台。Dead Spaceゆずりのグロゴア表現はそのままに「日本語」でも楽しめることが当初発表されていました。そのため、特に日本では期待感を持っていたプレイヤーが多かったのではないでしょうか。

かくいう筆者もその一人でした。個人的にもDead Spaceはプレイ環境がなかったので、動画視聴でしかその存在を知らず、プレイしやすい環境で伝説の作品の思想的続編がプレイできることを待ち望んでいました。

しかし、10月27日、日本のファンが震撼します。公式サイトなどでコンシューマー、PC、すべてのプラットフォームでの日本向けの販売中止との発表が出たからです。日本国内でのゲームの表現倫理規定の策定及び審査を行う、特定非営利活動法人「CERO」の審査を通過できなかったことが理由として挙げられています。

現状ではありとあらゆる国内版販売プラットフォームから「Callisto Protocol」ストアページは削除されています。

コンシューマー版では北米版を輸入するなどの対策が取れるようですが、ディスクのないPC版はどのバージョンも日本国内からアクティベートできない措置が取られており、通常の方法ではほぼプレイ不可能な状況です。

推察の域を出ませんが、ソフト内部に日本語の音声・字幕データが含まれていることが要因かもしれません。

ただ、こんな状況でもCallisto Protocolを手にいれて楽しんでいるというゲーマーの声が報告されています。

ここではPC版(Steam)に絞って現時点で報告されている「Callisto Protocol」を入手する方法、筆者自身が購入で来た方法をまとめて紹介していきます。

※筆者がすべての方法を試しているわけではありません。また、少なからず垢バンリスクがあることに加え、最終的にソフトデータがライブラリから消去される可能性もあるため、自己責任にてお願いいたします。また規約に記載のある明確な禁止行為はこちらでは触れません。

※追記:23年1月13日時点ではダウンロードしたCallistoProtocolは削除されておりません。

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予約購入者であればダウンロード可能

SNS状で最も多く報告されてたのが、こちら。

SteamやEpic Game Launcherなどでは10月27日の公式発表から随時日本版のストアページが削除され、Callisto Protocolという存在に日本語では触れられなくなる措置が施されていました。

また、予約購入者返金措置を講じるとの発表も出ていたのですが、返金せずに発売日まで粘ったゲーマーには朗報があったようです。

予約購入者の多くが、発売日になると「ライブラリに追加されていたCallisto Protocolがプリロード可能になった」「そのままプレイできた」と報告。

ゲーム実況者の「島津の鉄砲兵」さんなどがこの方法で入手した「Callisto Protocol」のプレイ動画を投稿しています。

ウィッシュリスト登録者も購入可能な状態に

筆者が入手したのはこちら。上は購入後ダウンロードをしているときの画面です。無事にプレイもできています。

12月5日時点で明らかになったのですが、発売前にウィッシュリストに登録していたプレイヤーであれば、ウィッシュリストからストアページにアクセス、ソフトの購入ができるようです。

ただ、日本版のストアページは商品画像がバグった状態になっており、これが正式な対応によるものなのかは不明です。

こちらに関しては筆者がプレイしながら状況の変化などあれば追記できればと思います。

※クリアまでプレイができました。23年1月13日時点でもソフトはライブラリから削除されていません。

※非推奨だが ギフト用のコードを鍵屋から入手すればプレイできる?

また、ダウンロード版ゲームのプロダクトキーを売買を取り扱うプラットフォーム通称「鍵屋」(G2AやKinguinなど)にて、購入した一部のプロダクトキーであれば、日本版Steamでダウンロード・起動ができるようです。

SNSなどを見ると、鍵屋にて日本以外の国名義でアカウントを開設(※あるいは購入時の鍵屋側の国籍、ギフト受取時のSteamの国籍を日本以外にする)「Altergift」を購入。そして、Steamアカウントにギフトを送る。という手続きでプレイできたとの報告が見られます。

ただし、鍵屋に関しては様々な問題があります。

まず、鍵屋はパブリッシャーとは契約を結ばず、キーのやり取りをしています。古物店などと一緒で鍵屋でソフトを購入しても一銭も制作陣にお金は入りません。また、「海賊版」や「違法行為によって入手されたソフト」のやり取りが行われるリスクも少なからずあります。そのため、制作側からはかなり嫌われているのです。

ソフトによってはプラットフォーム側が鍵屋で入手されたものを無効化する場合もあるほど。(双方の言い分や鍵屋の問題点などに関しては国内メディアだとAutomatonのこちらの記事などが詳しいです)

加えて、鍵屋は販売者と購入者を”仲介する”存在にすぎません。各サイトで対策は取られているようですが先ほど説明したようにゲームが違法な手段で入手されたものだとしても購入者にはわからないため、大枚をはたいて購入した鍵が、没収されてしまうなんていうリスクも考慮しなければなりません。

個人的には非推奨の方法です。

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