ELDEN RING 発売前、メタスコア97を記録 過半数以上が満点の100 25日の発売に期待感高まる

ELDEN RINGELDEN RING
出展:ELDEN RING 公式サイト

2月25日発売を控えたフロムソフトウェアの最新アクションRPG「ELDEN RING」。ゲーム、映画、ドラマなどのレビューを集め平均化した、「メタスコア」を掲載するサイト「Metaclitic」が先行プレイなどのレビューをまとめた「ELDEN RING」の発売前メタスコアを2月23日に発表しました。

ELDEN RINGは集計されたレビュー45件すべてで高評価、97点(100点満点中)という高得点をたたき出しています。

この数値はDarksoulsシリーズをはじめとした、これまでのフロムソフトウェアタイトルの中で最も高い数値です。

また、ELDEN RINGはMetacliticが選出したオールタイムベストランキングで20位以内に選出、2022年発売されたゲームランキングの中では堂々の一位を記録。発売前にもかかわらず、驚異的と言っていい高評価となっており、注目を集めています(2月24日時点、PS5版のレビュー、PC、XboxSeriesXは95)。

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ELDEN RING メタスコア内訳

メタスコアの細かい内訳をみていきましょう。

まずMetacliticに登録されている各メディアの評価です。

同サイトでは、意見ごとに、高評価(positive)、賛否両論(Mixed)、マイナス要素(negative)と分けています。

現在までで登録されている45メディア全てがポジティブ評価を下しており、ネガティブ評価はゼロとなっています。

ただ、Metacliticでは、作品そのものに瑕疵がない場合、メディアのネガティブ評価はあまり出ない傾向にあります。直近のHorizon Forbidden Westでも、111件のメディア評価のうち104件はpositive、4件がMixed(賛否両論)となっています。

一方でユーザーから寄せられる評価にはネガティブ評価も寄せられる傾向があるため、こちらに関しては、発売後より詳細なデータが得られるでしょう。

次にメタスコアです。

・100点 25メディア

・98点 2メディア

・97点 1メディア

・96点 1メディア

・95点 4メディア

・94点 1メディア

・90点 11メディア

という内訳になっています。100が過半数をしめ、90が続く形です。各メディアが「ELDEN RING」をどう見たのか、レビュー文章を抜粋してみていきましょう。

メタスコア100点のGurdian ELDEN RINGは比類ない傑作

※以下紹介する海外メディアの内容箇所は筆者がMetaclitc掲載文章と本サイト記載のレビューを意訳し抜粋しています。気になる方は、いかにリンクを張っておりますので本サイトを確認してみてください。

まず、文句なしの100点を付けたメディアの中で、イギリス大手紙「Gurdian」のレビューを見ていきましょう。レビュアーのフリーランスゲームジャーナリスト、サイモンパーキン氏は本作を「比類のない傑作」「これまで作られた中で最高のビデオゲーム」と激賞します。

細かい内容を見ると、「ゲームオブスローンズ」で知られる作家のジョージRRマーティン氏に協力を仰いだシナリオや、これまでの「フロムゲー」と異なり、新規プレイヤーでも入りやすいゲームバランスなどを高く評価しているようです。

Elden Ring review – an unrivalled masterpiece of design and inventiveness
This is a massive world, astonishingly rendered and seemingly limitless in its creative diversity

そのほかにも、海外の大手ゲーム関連メディア「TheGamer」は「考えられるすべての期待に応えるオープンワールドアドベンチャー」と絶賛。そのほかの100点、90点台後半のメタスコアを付けたメディアからも「文句なし」と言わんばかりの称賛の声が相次ぎます。

一方で先ほど説明したように、90点という評価を付けているメディアもいるわけです。これらサイトのレビューは、基本的には高評価だが、気になる点も見られるというニュアンスでした。

いかに抜粋して紹介します。

Tierra Gamer

「ELDEN RINGは、他のフロムソフトウェアタイトルから多くを取り入れた興味深いゲームだ。しかしプレイヤーが探索する美しいオープンワールドは両刃の剣だろう。一方では探索するように誘うが、他方では、うんざりするまで同じ敵に直面することになる」

Gamers.cz

「何年も待つ価値はあった。ELDEN RINGは素晴らしい。一方で使用されている技術やグラフィックはDarksouls3から少し進歩した程度のものだ。Horizon Forbidden WestやDemonsSoulsリメイクと比較すると、古めかしく感じてしまう」

EuroGamer italy

「DarkSoulsのロードランを思い起こさせる。そのすべてが進化した作品だ。一方でイベントトリガーがわかりづらく、気が付かないまま進む、だいぶゲームを進めてから気が付くといった従来の作品にあった欠点も残されている」

全体的にみると、ソウルシリーズのとっつきにくさ、ゲームとしての面白さを重視し、グラフィックなどは過度に重視しない、というフロムソフトウェアの姿勢が気になる点になっている印象をうけます。(下記記事が参照したインタビューにてフロムソフトウェアの宮本代表は、グラフィックのリアリティ(美麗なグラフィック)はフロムソフトウェア最優先していることではない、といった趣旨の発言をしています。https://jp.ign.com/elden-ring/56893/news/elden-ringdemons-souls

ゲームオブザイヤーなるか

とはいえ、大激賞と言わざるを得ないレビューが多く寄せられた「ELDEN RING」。早くも今年のゲームオブザイヤー決定では、といった声も聞かれます。はたして、どうなるのか。

また、現状ign Eurogamer本家などの大手ゲームメディアのレビューやユーザーレビューは集まっていません。結果としてどのような評価になるのか、こちらの動静も気になるところです。

余談ですが、筆者はすでにPCにプレダウンロード済み、明日の早朝からプレイ予定です。24時を過ぎた瞬間にプレイできるコンシューマ版のプレイヤーさんがうらやましい……。

 

 

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