ドラクエ3でむっつりスケベになりたい!

ゲームレビュー
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 ドラクエ3 でむっつりスケベになりたい

そう、タイトルだけの話です。

ドラクエ3

まごうことなき名作ドラゴンクエスト3作目にして、ロトシリーズ最後の作品

実はこれでドラクエは終わりになるはずでしたが、社会現象になるほどこのゲームが人気となったため、方針が変わり、別タイトルとして開発されたゲームをドラゴンクエスト4として、販売したというのは意外と知られている話

そんな名作のリメイクが1996年スーパーファミコン末期も末期、エニックスから発売されました。

そのドラゴンクエストでは、しんりゅうの登場を含む、新たな追加要素がありました。

難易度的には優しくなったため、ファミコン版からのドラクエマニアにとっては、実は不評だったりするのもこの作品

個人的には一番好きなのですが、

そんなことはさておき、しんりゅうの途上以外にも追加要素としてあったのが、性格システムです。

ドラクエ3スーパーファミコン版では「性格」という要素が追加され、その性格にのっとってキャラが成長していくのです。

ドラクエ6ドラクエはもはややりこみゲーと化してしまったわけですが、その流れをここにも持ってきたわけです。

しんりゅうを倒すためにはレベル70は少なくとも必要で、それを達成するにはドラクエ3はメタルキングもいないし、拷問のような戦いの日々が待っているわけですが、そんな拷問を少しでも楽しくすることができるのがこの性格システムなわけです。

主人公に関しては、物語の始まり、彼か彼女が見ている夢の中で神、ルビスからの質問と最後にとった態度によってその性格が決定されます。

その他の戦士、魔法使いなどの仲間キャラクターは最初に仲間になる際に一定の性格が振り分けられています。

ソンでこの性格、物語を進めていく中で手に入る本を読ませることで変えていくことができ、それによって能力値に変化を持たせることができたんですね。

その中でも最強の性格がむっつりスケベだったのです。

まさに鳥山明節全開といった感じで、力、体力、魔法などの伸びがすさまじく、

戦士などの職業を選ぶ以外は本作では数少ない、HP999を目指せる性格なのです。

小さい頃の私はこのネーミングセンスといい、攻略本に書かれていた性能といい、この性格に何としてもなりたかったッものですが、しんりゅうののしかかるの強さに挫折したのはいい思い出です。

ちなみになるのは難しく、勇者は最初の質問で選択肢によってはむっつりになることができるのですが、

それ以外はしんりゅうを倒すともらえる「えっちな本」を使わないと慣れないという、正直いまさらなものであります。

でもオルテガの復活と一緒の欄にエッチな本をクレ、というのが並んでいるのはなかなかなもの、

ちなみにこの設定といい、しんりゅうの存在といい、ドラクエ11ができたからある程度ドラクエの時間軸、ストーリー設定の中に位置づけることができたものの、ドラゴンボールが人気真っただ中だった、当時のことをかんがえると、とうとう鳥山先生が本気を出した感が半端ではなかったりもします。

おもしろい作品でした。

FFとメガテンもこういう遊び心を最近の作品にも持ってきてほしいもんです。

蓋を開けたら課金が必要じゃァちょっぴり残念すぎます。

ではでは

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