メガドライブ 互換機まとめ 口コミから不具合なども紹介

メガドライブ互換機ガジェット
引用Analogue 公式サイト

メガドライブミニ2の発売日が10月27日に決定しました。1では含まれなかったメガCDのタイトルも結構含まれているとのこと、個人的にはルナシリーズが入っていてほしい。

という話はおいて本題に入りましょう。メガドライブといえば、数多くの名作を世に送り出したセガの代名詞的ハードですが、独自の映像端子、電源周りの仕組みなどから替えが効きづらく、実機の値段が年々高くなってきています。特にメガCD周りが高い。加えて、そもそも、無事な実機が少ないという問題も。

ソフトをたくさん持っているけれど、なかなか遊べないなぁという方もいるかもしれません。そんなときに役立つのが互換機。個人的にも気になっていたので、メガドライブ互換機にはどんなものがあるのかまとめて紹介していきます。

ちなみに、複数対応機種である、レトロフリークはこちらの記事にて、詳細をまとめています。

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メガ・レトロン HD ハイパーキン

レトロゲーム互換機の開発で知られるハイパーキン社の一台。アマゾンなどで通常販売されているものの中では最も評価が高いハードのうちの一つです。

互換機というと、不具合が多くて、1,2というひどい評価が付くものも多いのですが、これは4.3ぐらいと評価の平均は悪くありません。

細かい仕様は下記のとおりとなっています。

・メガドライブおよびセガジェネシス(海外発売のソフト)に対応
・ビデオ出力(720P)ほかHD出力が可能
・16;9 4:3にアスペクト比が変更可能

評判を見ると、高評価のものでは、ごく初期の実機でしか起動しなかったタイトルやリージョンコードのある欧州タイトルも起動可能というものも見られました。互換性が高いの高評価ポイントですね。

海外製のメガドライブソフトをプレイする際、実機の場合はスーパーメガキーという海外カセットに対応したアダプターをかます必要があったのですが、それも不要になるようです。

ただし、アスペクト比を4:3にすると映像がぶれる、HD接続でプレイすると、映像が乱れる、数秒遅れるといった互換機ならではと言える不具合も報告されています。

16ビットコンパクトMD コロンバスサークル

日本でレトロゲーム互換機といえばコロンバスサークル、といっても過言ではないパイオニア的なメーカーが手掛けるのが本機です。

機体はプラスティック製で見る限りはもろそう。性能面でも、HD出力に対応していないなど、現在のプレイ環境だと些か不満が残りますね。HDMI端子しかないテレビやモニターで使うためには別途コンバーターが必要になってしまいますから。

ただ、値段がそのほかの互換機と比較して安めです。

評判を見る限りでも、堅牢性に不満がある、どのくらい互換率があるのかがわからないという低評価は多いものの、おおむね価格並みだと満足している購入者が多いようです。

 

16ビットコンパクトMD HDコロンバスサークル

先ほど紹介したコロンバスサークルが出しているメガドライブ互換機のHD対応版です。AV出力端子に加えてHDMI端子が付いているほか、16:9、4:3にアスペクト比が変更可能。また、コントローラーについているスロー機能で画面を遅くできるチートも可能とのこと。

ほかにやることがないのかな、と思わないではないですが、現代の環境で遊べることに加えて+アルファの機能がある、意欲作ではあります。

その他としては、スイッチを切り替えることによって、日本、北米リージョンに対応可能とのこと。これは、HD対応ではないコロンバスサークルの互換機にはなかった特別仕様です。こちらも結構いいですね。

ただ、やはり作りがちゃち。音が悪い、しょぼい、など見た目通りの不具合を指摘する声が多く見られました。実機を持っている方が、サブで使うといいかもしれません。

16ビットポケットMD コロンバスサークル

コロンバスサークルさんは本当に手広くいろいろなものを作っています。液晶がついて持ち運びできるメガドライブ互換機です。乾電池の持ち時間は6時間と結構長め。AV出力も兼ね備えていて、テレビなどに映すこともできます。サイズはPSPと同じくらいのようです。

個人的にはちょっといまいちなデザイン、カラーセンスもいまいちだし、画面の後ろからにょきっと、カートリッジが見えるようで、なんというかすっきりしていないな、と思ってしまいました。これだったら、据え置き型の方がいいのではないでしょうか。

その他評判を見ていて気になる細かい点としては

・音声出力がモノラル(ヘッドホンでも)
・セーブロードが不安定でデータが消えることがある
・ACアダプターはなく電池のみ

とか、特に音声面は不満がポイントですね。ただ価格は安い。

 

16ビットポケットMDプラス コロンバスサークル

上記のモデルから改良を加えたのが本機です。細かいところでは
・イヤホンがステレオ
・ACアダプターに対応

とのこと。ただし依然として、
・HDMI出力はなし
・テレビに出力の際の音声はモノラル
・テレビ出力の画質は悪い
・カートリッジが抜きづらい

といった性能に劣る面があったり不具合が報告されたりしています。評価もあまり芳しくありません。

アマゾンにて評価4を付けている方もいましたが、内容を見ると、思い入れがあるからとのこと。思い出がなければどう甘く見積もって評価3くらいの出来と結構手厳しい評価を下していました。個人的にもそのほかのコロンバスサークルのメガドライブ互換機と同様、作りがいまいちな印象を受けます。

Mega sg Analogue

最後に紹介するのが、Mega sgです。メガドライブの互換機であることを隠すつもりの全くない強気な名前!

「レトロハードを現代に復活させる」というコンセプトで、メガドライブ以外にもファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイの高品質互換機を打ち出しているAnalogue社の一品です。

筆者はこれが一番欲しい。

何よりすごいのが、互換の仕組みです。ほかの互換機はレトロフリークをはじめ、PC上で起動するエミュレータをハードの中に組み込み動かす仕組みをとっています。

これは実は法律的にかなりグレーです。なぜかというと、別にカートリッジを持っていなくても、記憶媒体にゲームのロムデータを書き込めば、プレイできちゃうからなんですね。カートリッジやディスクからロムデータを読み出せる環境を持っている方は少ないと思います。じゃあどうやってやるの? というわけですね。

一方でAnalogue社は簡単に言うと、極力アナログで実機にかなり近い仕組みを再現しています。加えて当然HDMI端子も搭載。Mega sgに関しては、メガドライブの外部機器であるMegaCD実機の接続端子まで兼ね備えています。すごすぎ!

その他にも当時メガドライブを遊んでいたユーザーが不満に感じていた点にも改良が加えられています。

・マスターシステムに対応したアダプターが付属
・USB充電ができる、
・コンパクト、
・丈夫
・コントローラーがワイヤレス(もちろん、実機を踏襲したデザイン)

要するに、Analogue社の互換機は非常に簡単に言えば、現代の技術力を駆使して、レトロハードをハイエンドにしてよみがえらせた、ということができるんです。

これが本当にすごい。

ちなみに本機を使うとこのようにプレイできるようです。

個人的にかなり欲しい一台です。ただし、値段設定は強気で、送料を入れると約3万円。気になってパット手を出せる値段でないのが悩ましい。

加えて、MegaSG受注生産方式で作っている模様です。すぐに売り切れになりますし、中古、新古品を含め世に出回っている数はかなり少ないです。気軽に購入できるアマゾンなどのプラットフォームに登場しても、元値の2倍、3倍くらいのプレミア価格が付く始末。運よく手に入れられないかな……。

Analogue公式サイト

 

引用Analogue社公式サイトよりhttps://www.analogue.co/mega-sg

 

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