任天堂ゲームキューブは、2001年9月14日に発売された据え置き型ゲーム機です。任天堂64の後継機であり「スーパーマリオサンシャイン」「ペーパーマリオRPG」「バテンカイトスシリーズ」「ゼルダの伝説風のタクト」「メトロイドプライム」「ピクミンシリーズ」など多くの名作を世に送り出しています。
そんなゲームキューブをポータブル化してしまう猛者が現れました。
WiiやPS2など据え置き型ゲーム機をポータブル端末でもプレイできるように改造する動画を投稿している、海外YoutuberのGingerOfOz氏は3月12日「I Turned The Fake Portable GameCube Into A Real Thing」と題した動画を投稿。ゲームキューブソフトに互換性のあるWiiのシステムを流用し、ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる、ポータブル端末を作り上げる動画を投稿しました。
Ginger氏3Dプリンターを使い、特徴的なスティックトリガーを持つゲームキューブのコントローラー部分と480pの液晶画面を持つ本体を作成。
内部に、ゲームキューブに互換性のあるWiiのマザーボードをトリミングしたシステムを搭載し、ゲームキューブソフトが全てプレイ可能なポータブル端末を作り上げました。
Ginger氏がなぜこのような作品を作るに至ったのか。過去にとあるネットミームを見たことが要因にあるようです。
Ginger氏のインスピレーションの元となったのは、2008年にYoutubeに投稿された「Future Gen Consoles」という動画です。
その動画内では、投稿者が画像編集ソフトなどを活用して作った「あったらいい」という思いを込めた「ポータブルゲームキューブ」「Wiiフォン」「Xbox720」「PS4」などの偽の新型端末の画像が紹介されています。
そう、Ginger氏はその中の「ポータブルゲームキューブ」を作りたい衝動にかられ、実際に作り上げてしまったのです。
ちなみにサイズ感はかなり大きく、バッテリーも1時間ほどしか持たないそう。まともに遊ぶのは難しそうです。
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