ボンバザル 歴史的スーパーファミコンのクソゲー

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ソフト基本情報

発売年1990年
発売元コトブキシステム(kemco)
定価7020円
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ボンバザル 満を持して発売

スーパーファミコンが発売された1990年、スーパーマリオワールド F-ZEROなど最新機種の機能を前面に押し出したハイクオリティーなローンチタイトルまた、ローンチタイトル以外にも後年まで名作として語り継がれるアクトレイザーなど数多くの力作が発売されました。

そんな名作たちと時を同じくして発売。数々のスーパーファミコンを待ち望んだ人々を絶望の底に陥れたのがこの作品、パズルゲーム「ボンバザル」です。発売元はkemco。後にボンバザルを皮切りに数々の問題作を生み出すことになります。

さてこのボンバザル16ビットの高画質、スーパーファミコンでできるようになった3Dプレイ画面を売りにしていた期待の作品だったわけですが、何が発売を待ち望んだプレイヤーたちを絶望のそこに落としてしまったのでしょうか。

 

ボンバザル なぜスーパーファミコンで出したのかを疑う完成度

このゲーム

完成度が高かったのは画質、3D画面の両面だけでした。

ゲームの内容自体はキャラクターを動かして、フィールドにある爆弾(地面を壊す、連鎖する)を起動、その爆発に巻き込まれたり、フィールドから落ちたりしないように、フィールドにある爆弾をすべて消していくというゲーム性です。

ゲーム自体はよくあるもので面白いのです。ただ、ボンバーマンの二番煎じ間は否めませんし、

ここで説明した以上のことはありません。正直にって無理をしてこの画質で作るほどのものではなかったのではないかと思います。この時期はファミコンも制作本数は少なくなっていましたが、ソフトはまだ発表されていたので、なぜこんなことになったのか、頭を疑わざるを得ません。

ちなみにもう一つの3D画面なのですが、立体になっていて、映像的には面白いのですが、ゲームの都合上、またやたらと十字キーに対する感度、別にジャンプボタンはないというこのゲームの仕様により、ない方がよっぽどよかった、というような状況になってしまっています。本当、何考えているんだろう

ただ、このゲームそれ以外にも実は伝説のクソゲーたるゆえんがあるのです。

ボンバザルがクソゲーたるゆえん 数々の苦行

それの一つが企画倒れ過ぎるプレイヤー参加型企画です。

どんなものかといいますと、ソフトの中にはがきが、入っておりまして、そこのこう書いてあるのです。

ぼんばざるの1-100面の名には絶対にクリアできない面があるからそれを見つけておくってね。

送ってくれたお友達にはプレゼントをおくるよ。(要約してます)

という一文が記載されておりました。

このゲームにはあらかじめパスワードが記載されており、自由に面選択をすることができたので、ゲームとしては疑問符は付くとしても、問題はなかったのですが、

その問題の面というのが80面でした。しかしいつの時代もゲーマーはすごいもので、

なんとですね、最終的には80面を無事にクリアする方法が発見されてしまったのです。それもおそらくバグに近いないようで、

つまり、自分で企画を作っておきながら、自分でそれを無駄にしてしまうという残念なミスをしていたというわけなのです。

しかもこれでゲームが面白かったらいいのですが、上述した淡々とした、感じが音楽も変わらずエフェクトもほぼ変わらず、ずっと続いていくというまさに苦行のようなゲームなのです。

一説にはあのファミコン芸人フジタさんですら、投げ出したとのこと、恐ろしいです。

ちなみに僕は数分やってあきらめました。

こんなことがあり、このゲームは晴れて、スーパーファミコンクソゲー界のキングとでもいってよい地位に君臨することになったのです。

まとめ

今回はスーパーファミコンクソゲー界のキング

ボンバザルについて紹介してきました。

ちなみにこの本にはこんなゲーム以外に絶対プレイしたくない超絶なクソゲーの数々が、こってり収録されています。

気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

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