ライブ・ア・ライブの魅力
一通りシナリオと非常にざっくりとしたゲームシステムの紹介が終わったので、個人的に思うライブ・ア・ライブの魅力を3点にわたってお伝えしたいと思います。
1 一つ一つのシナリオが濃ゆい
まず一つは一つ一つのシナリオが濃い、ということでしょう。
泣けて、笑えて、わくわくして、時にはびびって漏らしてしまいそうになります。
ライブ・ア・ライブのすごいところはそれを単にセリフ回しで見せているのではなく、ゲームをプレイすることで味わうことができる、ということです。
スーパーファミコンの容量でこれをやっているのだからすごいものです。
最近の一部のしょうもないRPGみたいにゲームがシナリオのおまけになっているようなことはないんですね。
そして、一つ一つのシナリオのプレイ時間が短いというところもよいです。
中だるみをせずに、そうした良質なシナリオを味わうことができます。
2 戦闘システムが秀逸
ライブ・ア・ライブのもう一つの魅力はチェッカーバトルシステムと呼ばれるバトルシステムです。
7×7のマスの上で戦闘が行われるのですが、
キャラの向いている向き、位置、そしてフィールドの状態(火、水など)によって戦況が左右されるなど、戦略性があります。
このことによって、レベル上げだけしていれば何とかなってしまうという、RPGのゲームとしての致命的な欠点も補われているだけでなく、
低レベルクリアや縛りプレイクリアなどのやりこみ要素も生み出しています。
3 音楽が秀逸
最後に三点目としてライブ・ア・ライブの作曲家である下村陽子氏の作るBGMが秀逸です。
各シナリオ別に本当に一人の人が作ったのかと思われるような多彩な楽曲が収録されています。
ただ、一つ一つの完成度は非常に高く、BGMを聞くためだけにこのソフトを買うのもあり、ではないかと思います。
個人的にはスーパーファミコンの名曲としても名高いボス戦BGMメガロマニアが秀逸です。
その他、スーパーファミコンの名作については以下の記事を書いているので、気になったら見てみてください。
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