各シナリオの概要を紹介
シナリオはそれぞれ時代ごとに区切りが設けられており、原始編、幕末編、功夫編、西武編、現代編、近未来編、未来編。が用意されています。そしてこれらのシナリオ全てをクリアすることでプレイヤーは物語の革新に迫る西洋ファンタジーの世界中世編を楽しめるという構成になっているのです。細かく見ていきましょう。
原始編 テーマは接触
まだ言葉のない時代。人々は洞窟に集落を作り、たくましく生きていた。狩猟を許される年齢になった原始人の少年ポゴが初めて狩りを行った日の晩、少し離れた所に住む部族・クー族の少女べるがポゴ達の集落へ逃げ込んでくる。生贄の儀式に捧げられようとしていたところを逃げ出してきたのだ。ポゴは異部族のべるに対し掟破りの恋をしてしまい、彼女を守ることを決意する。
このシナリオでは言葉がまだ存在しないため、台詞ではなくキャラクターの仕草(ボディーランゲージ)や絵文字のふきだしによってストーリーが進行していく。 引用 wikipedia
キャラクターデザインを小林よしのり氏が担当しました。
ゲーム内容としては普通のRPGです。
臭いで敵キャラの位置を探していくという独特のシンボルエンカウントシステムが採用されています。ほかのシナリオと比べるとゲームとしては一見シンプルな印象の強いシナリオです。
ですが、原始時代というまだ言葉のない時代を、会話はすべて音で表現、プレイヤーキャラの技はすべて擬音で表現されるなど、ハードとして限界がある中で見事に原始の世界観を表現しています。
作りこみ具合は本作一番かもしれません。
おぼっちゃまくんで知られる小林よしのり氏がキャラクターデザインのシナリオということもあり、全体的にギャグテイストのつよいシナリオです。
幕末編 テーマは密命
キャラクターデザインは青山剛昌氏が担当しました。
主人公は若き忍者おぼろ丸
サブタイトルは『密命』。この幕末の動乱を描いたシナリオでは、悪の大名にとらわれた要人の救出のために、密命によって戦う忍者の姿が描かれる。
ゲーム中のタイトル画面で最初に紹介され、かつニューゲーム時のシナリオ選択画面で最初からカーソルが合っているのは幕末編である。
影に生きる忍びの集団・炎魔忍軍(えんまにんぐん)は、大名・尾手 院王(おで いおう)の居城の動きを探っていた。そこへ尾手忍軍が維新の要人を誘拐したとの一報をうけ、炎魔忍軍頭目のハヤテはその救出に向かわせる者に若き忍者おぼろ丸を抜擢する。密命を受けたおぼろ丸は無事潜入に成功したものの、尾手城は人妖相まった魔窟であった。
RPGではありますが、メタルギアのようなステルスアクションのようなシステムをとっています。 引用 wikipedia
RPGというよりは主人公が忍者であることからか、メタルギアのようなステルスゲームになっています。
倒した敵の人数がカウントされ、全員を倒す100人切り 誰も倒さない0人切りの達成や
強力な隠しボス
ファイナルファンタジーで言えば青魔法のラーニングのように敵から技を覚えるシステムなど
ライブ・ア・ライブのシナリオの中で一番やりこみ要素が多く用意されています。
功夫編 テーマは「伝承」
キャラクターデザインは拳児で知られる藤原芳秀氏が担当しました。
中国大志山に伝わる功夫(クンフー)の流派・心山拳(しんざんけん)の師範である老師は自らの衰えと寿命を悟り、継承者を捜すため山を下りる。老師は三人の若者(レイ、サモ、ユン)に出会い、彼らを弟子としてとることとなる。しかし、弟子のうち2名が他流派・義破門団(ぎはもんだん)の襲撃によって殺害され、老師は敵を討つため義破門団に殴りこむ。
引用wikipedia
育成ゲームのように弟子を育てていく本シナリオ。弟子の成長共にストーリーが進んでいきます。
おすすめ弟子は唯一の女性プレイキャラクター「レイ・クウゴ」です。
天涯孤独で野盗をしながらその日暮らし
そんな壮絶な過去を持ち、本シナリオの主人公である老師にも汚い言葉をあびせるのですが…
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