ゲーム基本情報
開発元 | Motion Twin |
対応ハード | PC PS4 Switch |
価格 | 2480円 |
Dead Cells 概要
Deadcellsはフランスに拠点を置く、インディーメーカーMotion Twin社が手掛ける2DアクションRPGだ。
舞台は正気を失った人間や化け物がはびこる謎の島。その島にある牢獄にとらわれているこれまた謎の男が主人公。
絶命していたかと思われた彼は、謎の力を得て生き返り、狂った島からの脱出を目指し、島を探索していく。
ゲームは2DタイプのローグライクアクションRPGで、ダンジョンはタイトル通り、プレイヤーがDeadするたびに形を変えていく。
体力を含めた能力はレベリング方式ではなく、道中で獲得したアイテムによって強化していく仕組みだ。
武器や防具は道中に落ちているものや、道中にいる住民たちから購入する必要がある。
ちなみに、風来のシレンシリーズのように売り手に戦いを挑むことはできない。
槍や剣といった近距離武器からクロスボウや弓など遠距離武器、
相手を凍らせるような特殊武器やプレイヤーの代わりに遠隔で攻撃してくれるタレット
守りと攻撃が同居した盾といった具合に装備は多岐にわたる。
敵を倒していくことで、武器の”図面”が手に入り、選択肢が増えていく仕組みだ。
道中にはプレイヤーを助けてくれる、協力者も存在しており、彼らに敵を倒すことで手に入る
”セル”やお金を渡すことで、武器のアンロックやプレイを助ける補助効果を手に入れることができる。
補助効果は一度に使える数に限度があるため、よーく考えて選ぼう。
こうした要素に加えて、探索をしながらアイテム”タリスマン”を獲得していくことによって探索できる場所が広がるという
”メトロイドヴァニア”的な要素も兼ね備えている。
ステージはスタートからゴールまで向かっていく方式だ。次に進むステージこそプレイヤーが選べるものの
基本的には一つのステージを探索していく形で、そのほかのメトロイドヴァニア的な自由さはない。
ゲームの難易度は骨太だ。道中にはわらわら敵があふれており、タイトルの通り、Deadしながら、”パリィ”のタイミングや
効果的な対処法、場合によっては逃げ方を見つけていく必要がある。
難易度自体は骨太だが、理不尽なほど難しいものではなく、また、ローグライクでよくあるような運の要素はそれほど多くない。
リスクをとるも手堅くプレイするのもプレイヤ―次第だ。
道中でじっくりアイテムを集めながら進んでいけば、それほど苦も無く進めていくことができるだろう。
プレイヤーがスタートしてから、はプレイにかかった時間が表示されるようになる。
時間が早ければ出現するボーナスマップが各所には配置されており、じっくりプレイしないで
ボーナスマップのプレイを目指すこともできる。また、豪華なアイテムが手に入るものの、一定期間
ペナルティがつく”のろいの宝箱”等道中にはプレイヤーを悩ませる選択が数多く設けられている。
こうしたローグライクらしい、考えなくてはならない点が多数用意されていることもこのゲームの魅了だ。
レビュー めちゃくちゃ面白いのでおすすめ
1周回自体はうまい方であれば1時間程度でできるようになっており、
時間があまりない層でも楽しめるように配慮がなされている。
ゲーム自体もアクションゲームが苦手でなければ、非常に面白いものだ。
あまりうまくない人でも死んで覚えられるよう、あるいはアイテムを使って
“ごり押し”できるよう調整されており、どんな人でも楽しめる。
狂気がはびこる島が舞台ということで、血、肉片といったゴア要素は多めだが、
わらわらとよってくる敵をばったばったとなぎ倒す楽しさ、
また、ジャンプや道中獲得できるタリスマンによって可能になる
ギミックを利用した子気味の良いアクションも痛快だ。
Dead cells賛否両論点
賛否両論というほど、ほど完成度は低くないこのゲーム
だが、いい点ばかりではなく、気になった点があるのも事実だ。
それは処理落ち。
PCやPS4では未確認だが、Switchプレイ時、敵が大勢出てくる王城のようなマップや
攻撃が多彩で、マップを埋め尽くしてしまうようなボス「時計塔の守護者」「王の手」
との戦闘時、処理落ちすることが多々あった。
攻撃や回避のタイミングがシビアなゲームなので、この処理落ちがなければクリアできたのに
という場面も少なくない。Switchでプレイされる方は、注意されたし。
もし他のバージョンでも同様の問題があった、という方はコメントしていただければ幸いである。
まとめ 攻略のコツ
今回はローグライク+メトロイドヴァニアな2Dアクション
Dead cellsをレビューしてきた。
骨太なアクション、何度もプレイしても飽きの来ない作り、一回のプレイの短さなどなど、昨今のプレイ状況を加味した
大人が楽しめる、ゲームだ。価格もそれほど高くない
懐に余裕があるのであればぜひプレイしてみてほしい。
ちなみに攻略のコツは自分で攻撃せず、できるだけ相手の攻撃に当たらないこと。
うまり戦術のパラメーターを上げ、タレット、フジツボといった遠隔武器で攻撃することだ。
それでは
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