スポンサーリンク
現在でもゲームの中には、海外では販売されて、日本では販売されていないゲームが多数あります。
スーパーファミコンの時代にもそういったものは多数ありました。
そんな中でもおもしろい経緯で生まれたのが
「Secret of Evermore」です。
海外ではスーパーファミコンの名作としての呼び声も高い本作、どんなものなのか紹介して行きたいと思います。
なおプレイはしていませんが、ゲームのプレイ動画を見た感想も踏まえて記事を書いております。
Secret of Evermoreとは
secret of evemore
北米では1995年
ヨーロッパでは1996年に発表されたアクションロールプレイングゲームです。
大作ほどのセールスは記録しませんでしたが
海外のゲームレビュー誌では高評価を記録し、スーパーファミコンの隠れた名作との呼び声も高いようです。
聖剣伝説2のモーションバトル
リングメニューシステムなどなど、数多くのゲームシステムをそのまま採用し、
スクウェアの現地法人である、スクウェアusaのスタッフだけで作られたソフトです。(英語版wiki参照)
聖剣伝説3が海外では発売されなかったこともあり、聖剣伝説2の続編のようにも語られる本作ですが、
実際にはゲームシステムを採用しただけで、ゲーム内容は聖剣伝説シリーズとはまったく関係のないものです。
日本でも1996年に販売される予定があったそうですが、頓挫してしまったようです。
ストーリーはこんな感じ
1965年のPodunkにある奇妙な建物では、実験が行われていた・・・。
それから30年経った1995年、廃墟と化した建物に、主人公と相棒犬が迷い込み、
異世界へ飛ばされた。そこからPodunkへ戻る方法を探すべく長い冒険が始まる。引用 ゲームカタログ@wiki
SF映画見たいな感じのストーリ-です。
プレーヤーは
主人公の映画好きの青年 デフォルトネームはありません
相棒の犬 デフォルトネームはありません。
この二つのキャラクターを操り、異世界Evermoreを旅していきます。
道中主人公たちはこの世界の四つの地域
Prehistria 原始の世界
Antiqua 古代ローマの世界
Gotica 中世ヨーロッパのような世界 (FFのキャラがちゃっかり登場)
Omnitopia 本作のラスボスがいる 近未来的な世界
これらの地域を旅していくことになります。
ここで、主人公は主人公と同様に、PodnukからEvermoreへと飛ばされてしまった
物語のきっかけを作りだした、Sidney教授と、各地域にいるその助手たちの援助を受けながら、元の世界に戻るために奔走します。
そんな旅をしていく中で、最初は普通のシェパードだった犬が
なぜか聖なる犬になり
次にはプードルになり
最後は口から炎を吐く最強のメカドックになってしまうという
とんでもない展開が繰り広げられます。
また、これは洋ゲーだからだと思うのですが、道中の敵もなかなかグロテスクなものも多く
日本のこの時期のゲームでは考えづらい、敵を倒すと、血が飛びちる、得体のしれない液が噴出する、という演出も見られたりと
聖剣伝説は全く違う仕上がりになっております。
ただ、こういう世界観についていけなそうか、というとそんなこともなく
聖剣伝説シリーズの壮大な世界観とは違った、いい意味でのB級SF映画みたいな世界観がいいアジを出しています。
全くの勧善懲悪もので、日本のRPGみたいにストーリー上で誰かが不幸になるといったこともなく、
気持ちよく終わるゲームです。
ハリウッド映画なんかでおなじみの、次回作をにおわせるような演出もあり、映画好きな主人公といい、映画見たいな演出がなされています。
プレイ時間も聖剣伝説などと比べると短く、その辺もこの気持ちよさにつながっていそうです。
まとめ
今回は日本では未発売の隠れた名作アクションRPG
Secret of Evermoreを紹介していきました。
現在プレイをするにはどうやら、EU版か北米版の本体が必要なため、プレイするためにはハードルが高い本作ですが、
ゲーム好きなら一プレイの価値のある名作だと思います。
ではでは
コメント