ソフト基本情報
発売年 | 1992年 |
発売元 | エニックス |
定価 | 9504円 |
アマゾン評価 ★★★★★(4.7)
高評価
[st-kaiwa1]中身はすごく良質なゲームなのにパッケージのデザインがダサ過ぎて売れなかった』とゆう有名なエピソードを持つ伝説のソフトです。 感じとしてはアクトレイザーに左右だけでなく奥行きの概念も与えた感じでアクションもそんなに難しくないです。 ただ復活させるのは町の建物や建造物ではなく、そこで生きる「町人」や「動物」「草木」です。 なによりストーリーや雰囲気がすごくよくて心がなごみます、ただ優しい気持ちになれるだけでなく「ちょっぴりせつない」話もたくさん入ってます。 自分は特にイルカのサーバスのストーリーが好きでした。[/st-kaiwa1]
低評価はないといいうソフトです。
さすが名作
ソウル三部作第一作
スーパーファミコンに限らず、アクションRPG界で不滅の名作として知られるシリーズがあります。
それが、今は無き、株式会社クインテットが制作、エニックスより発売された
「ソウル三部作」一連の作品です。
ストーリー上のつながりはありませんが、前作一人プレイ用のアクションRPG
「ソウルブレイダー」
「ガイア幻想記」
「天地創造」
この三つのソフトのことを指します。
生と死、破壊と創造を共通のテーマに掲げた勧善懲悪ではない、独特の世界観を持つ作品で、
第一作目の本作「ソウルブレイダー」の名前をとってソウル三部作とファンやゲームマニアの間呼ばれ、その呼称が定着したわけです。
どんなゲーム
株式会社クインテットが手掛けたアクションRPGです。
ストーリー上の流れは直接的なつながりはありませんが名作アクションゲーム「アクトレイザー」の流れをくんでいます。
アクトレイザーでは神が地上に赴き地上を支配する魔物を退治する、アクションモードと、
使い天使である、「キューピッド」を使って、荒廃した地上を再生していく「クリエイションモード」の二つがあり、
本作は、クリエイションモードを発展させたものです。
音楽はバンドゴダイゴのタケカワユキヒデさんが担当していますが、ダメージ時のボイスや、アクションの時の音はアクトレイザーのものを流用していてい、ファンは思わずニヤッとしてしまう場面もあります。
ストーリー
ストーリーはこんな感じです。
フレイル王国を統治するマグリッド王は、物欲の激しい男であった。王が何よりも欲していたのは財産。世界を手に入れるほどの黄金を手にすること。彼の欲望は、ただそれだけであった。あるとき、王は天才発明家レオの噂を耳にした。そして、ひとつの恐ろしい考えが彼の頭をよぎった。『悪魔と取り引きすれば、世界を手にするほどの富を得られるのではないか』王はレオを監禁し、悪魔を召喚する機械の制作を命じた。そしてそれはレオにとっても難しい作業ではなかった……。王が召喚した悪魔の名はデストール。王はデストールに悪魔の力で世界中の黄金を手にしたいという願いを伝えた。それに対しデストールは、恐ろしい取り引きを提案した。『生き物の命一つにつき黄金一つを交換しよう』と。王と悪魔の取り引きは成立した。その日から、一本の花、一羽の鳥というように、命が一つ、また一つと世界から消え去った。全ての生き物が消えたフレイル王国は、悪魔のしもべ、魔物たちの巣となっていった。その王も魔物に滅ぼされ、地上から生物が消えた。それから時は流れ、一人の天空人が地上の生物たちの魂を救い魔王デストールを倒すため、荒廃した地上に遣わされた……。
主人公は神より遣わされた一人の天空人です。デフォルトネームや彼の細かい背景は明かされることがありません。
リーサというヒロインもおり、エンディング後の彼女をフューチャーした、アニメーションや、イベントは必見です。
彼を操り、フレイル王国に跋扈する魔物を退治、荒廃した王国をもとに戻していくのが本作の主な流れになります。
システム
大まかなシステムは
フレイル王国にある、各地域(ダンジョンになっている)
魔物を倒していき、封印されてしまった、人々の魂を解放、各地域をもとに戻していくという流れです。
ボスを倒すと、各地域の重要人ぶつの魂が解放され、そのことにより新たな地域に行くことができるようになるという流れになっています。
アクションシステムは比較的普通のアクションRPGといえ、
ゼルダのようななぞ解きが多めのゲームというよりはイースのようなアクション面に重きを置いているシステムといえます。
また、魔法を使うこともできます。
評価
残念ポイント
ストーリーは面白いのですが、アクションRPGとしては粗さが目立つゲームです。
なぞ解き、アクション要素、少し冗長で、単調な印象を受けます。
ゼルダの伝説など、骨太なゲームを期待すると肩透かしを食らうでしょう。
面白ポイント
何といってもストーリーが秀逸です。
少し、ありきたりなストーリーではあるのですが、細かい人物のセリフや、イベントの在り方はよく考えられていて、個人的には主人公とヒロインのやり取りは何ともほっこりします。
ソウル三部作ではこれ以外の作品では、主人公が完全なハッピーエンドを迎えることがないのですが、この作品では、そういうことはありません。
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