スーパーファミコンJr知ってますか?
皆さんはこちらのゲーム機をご存知でしょうか。
わかる人はあーあーれね、という感じかもしれません。
こちらは1998年に発売された「スーパーファミコンJr」というゲーム機です。
文字通り、スーパーファミコンを一回り小さくしたものになります。
1998年にプレイステーションの発売に対抗して(おそらく)任天堂が満を持して発表したスーパーファミコンの廉価版的位置づけの本作ですが、今なら、かなり食いつきのいい人が多そうですが、プレーステーション全盛期、任天堂でも次世代機64をだしていたこの時期当然そんな爆発的な人気も出ることがなく、少数生産されひっそりと生産が終了した。そんなちょっぴり切ないゲーム機なのです。
そんな悲しい背景のあるゲーム機ですが、もともと生産台数が少なかったことによる希少価値、小型で扱いやすい、そしてチップの違いから微妙に画質がいいとまことしやかにささやかれていて実はひそかな人気を集めています。
このスーパーファミコンJr実は現在結構なお値段で売買されていてるのです。
アマゾンのランキングでは5000位くらいを行ったり来たりしていいてかなりの人気です。2017年8月13日調べ、
今回はこの今、人気のスーパーファミコンJrが、スーパーファミコンとどのような部分が違っていたのか、あらためて、調べてまとめていきたいと思います。
見た目の違い
まず、当たり前の話ですが、見た目の違いです。
それでは最初に比較対象となるスーパーファミコンです。
安定のスーパーファミコン、なんだか見ていると安心する自分がいます。
そしてこちらがスーパーファミコンJrです。
流線形のフォルムです。
イジェクトボタンもなく、全体的にシンプルな見た目です。
個人的にはスーパーファミコンよりもレトロゲーム感は薄まった見た目だなぁと思っています。
コントローラーのサイズから見ても、スーパーファミコンよりは小型であることがわかります。
スーパーファミコン第二世代調べによると
スーパーファミコンは
縦 23.5cm 横 18.5cm 高さ7.5cmです。
それに対してスーパーファミコンJrは
縦 18.5cm 横 18.5cm 高さ 5.8cm
かなりの小型化に成功しています。
横幅も数字上は同じになっていますが、微妙にスーパーファミコンのほうが大きいです。
体感的な大きさで言うと、スーパーファミコンJrは男性の広げた手の大きさと同じくらいです。
持ち運んでもそこまで違和感のない大きさです。
イジェクトボタンがないということもこの大きさには起因しているかもしれません。
ただ、イジェクトボタンがないので、半ば強引にぐりっとカセットを引き抜かなくてはならないのは、精神衛生的にちょっと微妙なところでもあります。
仕様の違い
個人的に一番気になっていたのが、仕様の違いです。
仕様がおんなじだったら、スーパーファミコンも別に特段無理して運べないことはないので、わざわざ買うのもなぁと思っていたのです。
調べてみると、基本的な仕様はスーパーファミコンと同じで
- RFスイッチが接続できなくなっている
- サテラビューという衛星通信端末がスーパーファミコンにはあったのですが、それに接続する機能がなくなっている
以上の二点が違うみたいです。
この点は1998年という販売時期を考えれば特に必要のなかった部分で、(RFスイッチは液晶テレビの多くには付属していない、サテラビューは2000年にサービスを終了)サイズの縮小化に一役買っているようです。
ただ、これだけのようなのです。
もともとは廉価版だったこともあり、このような感じに、
ただ、ネット上ではスーパーファミコンJrの画質が、いい、音質がいいという噂もあるみたいですが、専門の改造が必要だとか
なかなか難しいですね。
価格
価格に関してはどうでしょうか。
現在アマゾンなんかではスーパーファミコンが600円くらいから取引されているのに対しスーパーファミコンJrはなんと最低価格が6000円ほどその差約十倍です。
機能としてはそれほどが差が内容ですので、生産数の少なさなど希少価値がスーパーファミコンJrのほうが高い、ということみたいです。
コレクション向きということでしょうか。
その当時は場違いな廉価版がでてきたなという感じだったみたいですが、昨今のレトロゲーム人気もあってか、非常に人気が出ているみたいです。
まとめ
国破れて山河在りなんて、感じのことがスーパーファミコンにもあったんだなぁと思わせてくれる
そんなちょっぴり残念な機種スーパーファミコンJrについて今回は記事を書いてみました。
楽しんでいただけたらなによりでございます。
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