スイッチを購入したので、スイッチでおなじみとなりつつある、人気インディーゲームを一つ
キングスフィールドシリーズに始まり、
独自のシステムとプレイヤーを半ば置き去りにしたような難易度でコアな人気を集めるフロムソフトウェアのアクションRPG群
最近では、ダークソウルシリーズの初作、ダークソウルがスイッチでリイシューされるということで話題を集めています。
そんな中でもう一つ熱いのが、インディーゲーム群。
こんなダークソウルシリーズで構築された世界観や、ゲームシステムを採用させつつ、2Dであること生かした
メトロイドヴァニアタッチのゲームも増えています。
最近だとソルトアンドサンクチュアリなんかが人気。
そんな中で、かわいらしいアニメーションタッチのイラスト、虫の世界
キャラとは不釣り合いなハードなシナリオで異彩を放っているのが、本作「Hollow Knight(以下ホロウナイト)」です。
舞台は原因不明の厄災「汚染」によって、ほとんど滅びてしまった、虫たちの王国ハロウネスト
そこでふと目覚めた、記憶をなくした謎の高貴な一匹の虫が主人公。
主人公はメトロイドのように冒険を重ねて、新たな技を覚えることによって、旅ができる範囲を増やしていきながら、
徐々にハロウネストが厄災に見舞われた謎と自らの出自の謎を明らかにしていく、という流れをとるゲームです。
1400円代というスマホゲームレベルの低価格ながら、隠し要素、ダウンロードコンテンツも含めて、非常にボリュームたっぷり
ストーリーも余白をプレーヤー側に考えさせる内容で重厚かつ良質。
いい意味で価格と内容が不釣り合いなゲームです。非常に面白い。
特に、終盤にかけて、主人公の正体とタイトル「ホロウナイト」の意味が分かる展開はうなりざるを得ません。
本当によくできている。
ちなみにゲームとしての難易度はなかなかに思い。
ファミコン時代のゲームをほうふつとさせるような
いわゆる激ムズです。
多少理不尽な難易度の部分もありますが、プレイを重ねていくたびに
敵やマップの攻略法がわかるようになる展開は見事です。
マリオやロックマンなどプラットフォーマーゲームの難しさと
メトロイドや大魔司教ガリウスや悪魔城ドラキュラX的な
探検の面白さがミックスされた良質なゲーム。
うんうんうなりながらやっていたところが、主人公の動き方ひとつ理解できると、すんなりいけてしまうようになる
快感はやみつきものです。
周回プレーを前提としたやり込み要素も用意されており、
エンディングを見るまでのプレイ時間は約30時間ほど。
数時間でクリアできる手ごろなゲームではありません。
ですが、本当に面白いゲームを楽しみ隊という方にはおすすめの一本です。
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