青木ヶ原樹海に忍び込み、自殺者の遺体をカメラに収めYouTubeに投稿、世界的なバッシングを受けるなど、その言動がたびたび問題視されているYouTuberローガンポール。彼がまた事件を起こした。
話題の元となった動画をローガンポールがTikTokとTwitter上にアップロードしたのは12月26日(日本時間27日)のこと。
first epoxy resin project… GameBoy Colors & a metal Pokémon frame made for a nice little tabletop(最初のエポキシ樹脂を使った作品は…ゲームボーイカラーと鉄製のポケモンフレームで作ったナイスなテーブルトップさ※筆者意訳)とコメントを添えて投稿されたその動画には、あろうことか15台のゲームボーイカラーをエポキシ樹脂で固め、それをポケモンボール柄の枠をはめてテーブルトップ(天板)を作る彼の姿が映されていた。
15台のゲームボーイはプレイに問題がない状態だったとみられている。加えて、中にはポケモンセンター限定で発売されていたカラーリングと思しき機体も含まれていた。ゲームボーイカラーは年々希少価値が高まっているが、その中でもかなり珍しいもので、日本でも専門店では完品の状態で4万円弱、ebayでは日本円にして10万円程度で取引されているものもある。ローガンポールはそんな貴重な機体を含むゲームボーイカラー15台をエポキシ樹脂漬けにして台無しにしてしまったというわけだ。
ローガンポールのこの投稿には、ゲームファンとおぼしきユーザーから様々な批判の声が投げかけられている。
あるユーザーは「子供はスマホがなくても初めてのゲームを楽しめたはず。懐かしさで買って遊んだ人もいたかもしれない。誰かが幸せになれたかもしれない。その幸せをエポキシ樹脂に封じ込め、無駄にしてしまうとは。残念だ」と悲しみをあらわにした。
A kid could've enjoyed his first game without a phone.
— Calculated Mistake – Whole (@CalMistake) December 27, 2021
A guy could've bought and played on it because of nostalgia
Someone could've been happy
And you put their happiness in an epoxy resin and waste it.
Shame.
一方でローガンポールはボクシング元世界チャンピオン「フロイドメイウェザー」とエキシビションマッチを行った際、完璧な状態で残っているのは世界に三枚しかないとも言われる極めてレアなポケモンカードの一つ初期版の「リザードン」をお守り代わりに首から下げていたほどのポケモン好き。今回の行為もファン故だったのかもしれない。
だが、あるユーザーは「ガラス製のディスプレイテーブルにすれば、より安価だし、軽いうえに、ゲームボーイを壊さずに済んだのに」と、そもそもの方法自体に問題があると指摘した。
とうのローガンポールはといえば、自慢げに動画を投稿しているところに現れているように、ゲームファンからの批判の声は意に介していないようだ。いくら悲しもうにも、エポキシ樹脂漬けにされたゲームボーイは戻ってこない。少なくとも彼が大切に扱ってくれることを望むばかりだ。
出典:kotaku
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