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ゲップ―という存在にMOTHER2の面白さの何割かがつまっていると思う

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言わずと知れたゲーム史に残る名作の一つがMother2だろう。糸井重里が作りあげた世界観が魅力的だ。牧歌的でありながら、わくわくもするし、そしてどことなく簡単には言い表せないような気持の悪さのようなものも持っている。

個人的に好きなゲームなので、魅力を上げればきりがないのだが、今回は一つの魅力を形作っている要素について書いてみようと思う。それが、敵として出てくる化け物「ゲップ―」だ。

その名の通り、ヘドロのような見た目をしていて、本作の世界観とはかけ離れたような気持ちの悪さで、ラスボスであるギーグに次いで多くのおとな、こども、おねぇさんたちの心にトラウマを残した。なぜそうかと言えば、ただ、見た目が不気味なだけでなく、ゲップとおならが自由自在に出せるという、社員のゲップをSEとして利用しているというリアルなゲップ音が聞こえるからだ。

実に気持ちが悪く、そしてたまに気分が悪くなりそうになる。実に気持ちが悪い。

ただ、ここだけとらえれば単なるネタキャラクターのようにも見られそうだし、プレイしたことのない人たちからはそう思われていることが多いかもしれない。だが、私はこのゲップ―がいることによって、このゲームの魅力の一つが生まれているのではないかと思っているのだ。

このゲームは主人公が謎の未来人ブンブーンとであったことから始まる。彼から未知の脅威ギーグの存在を告げられ、世界を救うために冒険の旅に出るというのが大筋だ。

ゲップ―はと言えば、敵であるギーグ側のキャラクターであり、幾度となく主人公たちの前に立ちはだかる物語の重要人物の1人だ。もちろん、敵にはポーキーであったりスターマンであったり、彼(彼女かもしれないが)意外にも多くの脅威が立ちはだかるわけだが、スターマンは言葉も少なく、どちらかと言えばRPGで普通に出てくる敵、のような趣があるし、ポーキーは主人公と対峙してみることができるような立ち位置にいるキャラクターだ。

翻って、ゲップ―は何かといえば彼が敵として立ちはだかる理由は描かれず、ただただ、気持ちが悪いのである。もちろんスターマンの脅威なども物語では描かれているのだが、繰り返しになるが、やはりゲームのキャラを出ることが内容に思う。

だが、ゲップ―は違う。彼と対峙した後、ゲップの効果音によって、対話をためらわせるようななんとも言えない存在感があるのである。ゲームとは言えmother2は少年が冒険を繰り広げ、成長を続ける物語だ。そこには当然、彼のトラウマとなるような敵も必要であり、それを乗り越えなくてはいけない。

ゲップ―は気持ち悪さや独特の威圧感によって、主人公、ひいてはプレイヤーに例えば、小さいころ虫が触れなかったような気持ちや初めて嫌いな食べ物を食べれるようになった時の気持ち等、乗り越えるという簡単な言葉では言い表せられない、成長を体験させてくれるのである。

とはいえゲップ―事態もはえみつが好きで、夢中になっていたり、成長を遂げて敵になったり、なんだかかわいらしい、人間味のような部分も持ち合わせていて、そこが魅力の一つにもなっているのだが。

ゲップ―、また見たくなってきたなぁ。

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