ソフト基本情報
発売年 | 1991年 |
発売元 | カプコン |
定価 | 9100円 |
SFCシューティングの名作
今回ご紹介するのは
スーパーファミコンのシューティングゲームの名作として名高い
エリア88です。
もとは新谷かおる先生の同名人気漫画(エースコンバットなど、戦闘機をモチーフにしたシューティングゲームに多大なる影響を与えたことでも知られています)が原作となっており、
それがアーケード展開されたものの移植作ですが、SFCというハードの限界のため、様々な変更が行われ、
それまでのシューティングゲームとはかなり異なっています。
そういったことも含め後述する点も含めシューティングゲームの名作として知られているゲームです。
カスタマイズ機能と、ライフ性
このゲームのほかのシューティングゲームと異なる面白い点の一つは
カスタマイズ機能でしょう。
ステージが始まる前に必ず、原作にも登場したマっこい爺さんの店で
使う兵器を選び、購入することができます。
これを購入することによって自機を強化していくことができるのです。
ただ、これを使おうが使わなかろうがクリアは可能になっており、イージーから、ゲーマーまである難易度のどれをとっても、自分で戦略的に時には縛りプレイなどのやりこみもできるようになっています。
硬派な世界観でありながら、だれでも楽しめるゲームになっています。
昨今のシューティングゲームだと結構ありますが、この時期にこういった感じのものはなかなかなかったように思います。
また、シューティングには珍しくライフ性であるということも一つの特徴であり面白さでしょう。
敵の攻撃を受けるとキャラクターのアイコンが次第に変わっていき、ライフの残りがわかるようになっています。
もちろんライフが尽きたらゲームオーバーです。
自機に攻撃が当たったら、すぐに残基がなくなるようなオーソドックスなシューティングゲームのスリリングなゲーム性は少し失われていますが、その分アクションゲームのような胸あつというのでしょうか、手に汗を握るような逆転劇をこちらでは楽しむことができます。
かっこよすぎな超兵器と音楽
このゲームシステムも面白いのですが、なによりたまらないのが、原作をほうふつとさせるような超兵器の数々です。
超巨大空母
巨大ステルス機
要塞
超巨大潜水艦など
ちょっと文章力が足りないので、巨大なところだけが売りな感じにもなってしまっていますが、とにかくかっこいいんですね。
実際にありそうだけれどもないような超兵器の数々がこのゲームでは登場します。
こういうのはあまり言いたくないのですが、男の子心がくすぐられまくりなんですね。
また、それを彩るのが、かっこのよろしいBGMです。
ロックマンなどカプコンの名作ゲームのBGMを数多く制作したことで知られます。
このゲームの興奮をさらに押し上げるような素晴らしいものが多いです。
個人的なおすすめは空中のステージで3機の敵機と戦うボス戦のBGMです。
上がりまくりです。
ぜひぜひ聞いてみてください。