スポンサーリンク
つい先日
今話題になっているスーパーファミコンクラシックミニの予約時期が公式に発表されたばかりです。
なんでも9月中旬という何ともざっくりな感じ
10月5日に発売なので、まぁそれくらいにはなりそうだとは思っていましたが、まぁなんとも
ただ、昨今、ファミコンクラシックミニの時もそうでしたし、Switchやvrなんかでも話題になったように
転売のために買い占めてしまうというはた迷惑は方もおられるようですので、そういう方たちの対策のためなのかもしれません。
なんだか
ちなみに海外版はすでにEUや北米で予約がスタート
ものの数十分でほぼすべてが完売してしまったようです。
EUの一部の国では販売価格が少しおかしいのではないか(流通元が日本円にして15000円くらいの価格設定をしていたり)
なんて言われていたわけですが、蓋を開けてみればやはり大人気だったようです。
ただ、日本と同じように転売をされる方もかなり多いようですので、結局またしてもプロが買い占めて、一般客の多くは高額になってから買うなんて言うよくわからない状況が起こったりするかもしれません。
そんなこんなでかくいう私もこのミニスーパーファミコン非常に気になっているわけですが、
それは単純に面白そう、とか機能や価格設定に感動した、ということだけではありません。
一スーパーファミコンファンファンとして、ちょっと任天堂さんどうなの、と思う部分もあったりします。
そんなわけで今回はこれまで公開されている情報を参考に、スーパーファミコンクラシックミニの
いいところ、
悪いところをまとめてみたいと思います。
購入を検討されている方は購入のための参考にしていただけると幸いです。
いいところ
まずは、最初からけなしてもあれなので、いいところから
1. ソフトが豪華
あとで詳しく述べますが、一本の収録ソフトを除いて、収録されているソフトは非常に豪華です。
簡単に並べますと
・スーパーマリオワールド
・スーパーマリオヨッシーアイランド
・スーパーマリオカート
・スーパードンキーコング
・星のカービースーパーデラックス
・魂斗羅スピリッツ
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・ファイナルファンタジー6
・パネルでポン
・スーパーマリオRPG
・ゼルダの伝説神々のトライフォース
・スターフォックス1 2
・スーパーフォーメーションサッカー
・スーパーメトロイド
・FーZERO
・ストリートファイター2
・聖剣伝説2
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・超魔界村
となっています。
各会社、そして(一部のソフトを除き(個人的な意見でもありますが))各ジャンルを代表するソフトが収録されています。
個人的にはプレミアソフトである魂斗羅スピリッツが収録されたのが驚きであり、喜びです。
あとで文句もいうのですが、このチョイスは任天堂さんグッドですな、と思っております。
2. 圧倒的にお得
二つ目に先ほどソフトが豪華という話をしましたが、それはお値段という意味でもそうで、バーチャルコンソールや、スーパーファミコンソフトそのものを購入するよりは
こちらのスーパーファミコンクラシックミニを買う方が単純にお得です。
収録ソフト数は21本なわけですが、
バーチャルコンソールで購入するとバーチャルコンソールのソフトが大体一本700~800円なのを考えると
それだけで、16000円ほどになってしまいます。
ですがスーパーファミコンクラシックミニはその約半額くらいの価格価格7980円税別でしかもバーチャルコンソールには収録されていない
スターフォックス スーパーマリオヨッシーアイランドが収録されているので、そういう点でもかなりお得です。
翻って、実際にソフトの現物を買った場合と比較してどうかというとこちらもスーパーファミコンクラシックミニの方がはるかにお得です。
特にスーパーメトロイド、魂斗羅スピリッツなどのプレミアがついているソフトが収録されていること
こちらのふたつのソフトだけでも、説明書や箱が付かないソフトのみでも状態の良いものであれば、ゆうに7000円くらいはしてしまいます。
完品の状態では言うまでもありません(ちなみに日本で14~5000円くらいになるかと思います)
また、そのほかの作品も一部を除き、いまだに価格がそこまで落ち込んでいない人気作であります。
ですので、普通にソフトを買った場合にはトータルで17000円くらいになります。箱など付属品がかけていないものでればゆうにこの倍の金額になるでしょう。
以上のようにスーパーファミコンクラシックミニは非常にお得です。
3.HDMI出力端子で映像がきれい
次にいいところは
映像出力がHDMIになったということです。
昨今ではPS4だったり,wiiu swithの映像出力端子として標準搭載されていますが、
このスーパーファミコンクラシックミニにも搭載されています。
スーパーファミコンには知らない方も多いかと思いますが、
AV端子(コンポジット)というアナログ用の端子が付いており、こちらが映像出力ようの端子になっています
(スーパーファミコンの接続に関して詳しくはこちら)
こちらの端子はもともとVHS(ビデオ)に対応しているものですので、当然画質はあまりよくありません。
それに対して、HDMIはデジタル接続ができるもので当然音はいいです。
また、スーパーファミコン用の一般的なAVケーブルはスーパーファミコン側の端子が独自な形状のため、手に入れるのにもひと手間いりましたが、HDMI端子であれば大型のスーパーとかでも置いていたりする時代ですので、仮に付属のものをなくしたり、壊したりしても入手も容易であるということがなおよいです。
画質が良すぎて困るというスーパーファミコン、レトロゲーム好きのために当時の画質を再現するアナログモードが搭載されているのも工夫されておりよいです。
以上三点スーパーファミコンクラシックミニのいいところについて触れてきましたが、
次からは任天堂さんちょっとどうなの、と思うスーパーファミコンクラシックミニの悪いところを上げていきたいと思います。
スポンサーリンク
わるいところ
1.収録ソフト
これが最大のものだと思います。
多くの方もそう思っているはずです。
このスーパーファミコンクラシックミニの収録ソフト自体は名作ぞろいなのですが、個人的に言って、なにかゲーム業界のパワーバランスを見せられているような気がしないでもないのです。
おかしいと思うのは
RPG シューティング パズルの4つの分野
まずRPGですが 前提として一本一本のボリュームが多いにもかかわらず、3本は多いだろ、というのもありますが、ここでは収録ソフトの選び方について触れたいと思います。
まず、ファイナルファンタジー6に関しては文句なしです。
名作ですし、販売本数自体も多く、文字通りスーパーファミコンを代表するソフトの一つであると思います。
聖剣伝説2もそうですね、人気、知名度ともに申し分ないでしょう。
問題なのは3本目です。
それがスーパーマリオRPGです。人気知名度ともに申し分のない作品ではあるのですが、正直に言ってなんで入れたのか、任天堂のソフトだからなのか、と思わずにはいられません。
ゲームとしては非常に面白いのですが、RPGとしてはかなり異色なゲームで
これが、ファイナルファンタジー 聖剣伝説に並ぶのかーというのが正直な感想です。
ドラクエとかあるのに...スクウェア3つは問題があるんでしょうか。
次にシューティングゲーム
収録作品は スターフォックス スターフォックス2です。
他のはシリーズで出ていないのに、スターフォックス二つもいる?というのもそうなのですが、
スターフォックス
3Dの技術により、それまでの横スクロールや縦スクロールではなく
実際に飛行機に乗っているような操作性を実現しました。
ただ、ゲームとしては非常に面白いんですが、
シューティングとしては特にスーパーファミコンの、という点ではまったく王道のソフトではありません。
スターフォックス2は当時発売されなかった幻のソフトですので、収録する、というのを一つの売りにするのはわかるのですが。
個人的には横スクロールの王道なグラディウス、ダライアス、R-typeなどのゲームを入れてほしかった
スターフォックス2だけにしてこの中から一つ入れてくれればなぁと思った次第であります。
まぁ売り上げ的にはスターフォックス売れてはいるんですけれどもね
最後に パズルゲームですね
個人的にはここに一番何かゲーム業界の闇を感じました。
収録作品は「パネルでポン」
1995年に発売された本作ですが、へべれけなどのようなアクションパズルゲーム
とっても面白く、そのあとも数多くの派生作品をよに送り出しました。
ただ、スーパーファミコンのパズルゲームの世界では不滅の金字塔があるのです。
それが、「スーパーぷよぷよ」当時100万本以上売り上げ、スーパーファミコンの歴代売り上げ数でも15位に(聖剣伝説2 などよりも上)
輝く文字通りの名作
2P対戦でも盛り上がることができる作品で、おそらくライト層も取り込もうとしていると考えられるこのスーパーファミコンクラシックミニにもあっていそうな気がするのですが、
ちなみにぷよぷよその当時はコンパイルというところで作られていたわけですが、
1998年経営悪化に伴いセガに知的財産権を以上
その後は皆さんご存知の通り、セガを代表するゲームソフトの一つになったわけです。
ここに大きな闇があると個人的に感じております。
実はセガ若い方はご存じないかもしれませんが、その昔は数々のハードを出している会社でもあったのです。
特にスーパーファミコンと同様にロムカセットを使用するゲーム機「メガドライブ」海外では「sega genesis」は
日本でこそスーパーファミコンに負けましたが、EUや北米ではスーパーファミコンとほぼ互角の争い、覇を競い合っていたのです。こんな背景を考えるとぷよぷよではなくパネポンが入っている理由にも妙に納得できるようなきがしませんか。
とまぁこんな感じで収録策には不満が残ります。
2.リプレイモードの搭載
もう一点は機能的な部分です。
このスーパーファミコンクラシックミニには
「リプレイ機能」というものが備わっています。
文字通りプレイヤーの望んだところで、ゲームをストップ、そこからやり直せるというもの
どうでしょう。賛否両論あると思いますし、戦略的には間違いではないのかもしれません。
ライトユーザーや実況動画の配信には適しているかも、
ただ、ことゲームを楽しむことに関しては、個人的にはそれではスーパーファミコンのゲームの良さが損なわれてしまうのではないのか、と思ってしまいます。
特にそれはアクションゲームに顕著ではないかと思います。
限られたコンティニューの数の中であったり、やり直しという制限があるからこそ、アクションゲームに胸が熱くなったり
みんなで盛り上がれたりするんではないかと思うのです。
それが、ボスとの戦闘中にここぞというところでやり直しができたり、難所を何度も何度も直前からやり直せたり、
よさ、なくなってるように思うのです。
使うか使わないかは本人次第ではあるのですが、それが搭載されているのが、何だか嫌に思うのです。
スポンサーリンク
まとめ
少々愚痴っぽいことも述べましたし、ちょっと機能的な部分ではなく、少し個人的な話になってしまいましたが、今回はスーパーファミコンクラシックミニのいいところと悪いところをまとめて書いてきました。
すこしでも参考になりましたら幸いです。